ここのところ、大学の生徒が交代制のようにライブのお手伝いに来てくれるので、録音してもらったり、動画を撮ってもらったりで、音はもちろん、振る舞いだったりするところでも、毎日猛省の日々なのですが、そのおかげか、次はこうしようとか、次こそは!とか、いろいろと前向きに考えれるようになった面も増えました。
一番痛切に感じるのは、“何かをしようとした”というのが見えてしまうのが、見てて聞いててダメだな、ということです。
すごいことをしてる人っていうのは、ぱっと見、何もしてないように見えるんだな、っていうことです。
昔から、歌でも楽器でも、私の心にガツンと響いてくるのは、そういうサウンドなんだな、、、と。すごい人はすごいことを、いとも簡単に自然に。だから、スーッと自分の身体に受け入れてしまう。共鳴してしまう。
私にはまだまだ難題なことですが、幸せなことに、私の周りにも、そして、世界にはたくさん、そういう素晴らしいミュージシャンがおられます。
少しでもその人達に近づけるように、また、音楽と向き合っていきたいです。
昨日、大ファンだった、トランペット奏者が49歳で亡くなったそうです。海外の大スターなんて遥か遠い存在ですが、この、報せには涙が出そうになりました。死ぬほど好きなサウンドでした。苦しい。
最近、この時間はずーっと続くよ…とぼんやり思ってたことが、バッサリ終わってしまう、、、ということが何件か続きました。取り残されてしまう、、、でも、それが現実で、それに対応していかなければ、自分は生きていけない。
限られた時間、限られた命、眠れないぐらいに、悶々と考えてしまいます。